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噛み合わせについて
「噛み合わせ」はあらゆる歯科治療で欠かせない要素です
「噛み合わせ」とは、上下の歯が接触した状態です。噛み合わせは歯科治療において侮れないものです。虫歯治療、補綴治療、入れ歯治療、インプラント治療など歯科治療全般に欠かせません。また、噛み合わせの悪さは歯科的な問題に留まりません。頭痛や肩こり、腰痛など全身にも影響を与えます。
噛み合わせも歯の病気の1つです
歯の病気は虫歯と歯周病だけではありません。歯科医療が進むヨーロッパでは、噛み合わせの悪さを歯の代表的な病気と考えています。虫歯や歯周病だけでなく噛み合わせも含めた総合的な捉え方が求められています。冨田歯科クリニックでは、天然歯の噛み合わせはもちろん、詰め物や被せ物の噛み合わせも考えて総合的にケアしています。
噛み合わせが悪いと起こること
噛み合わせで虫歯が悪化することも
噛み合わせが悪いと顎関節症になることがあります。顎関節症とは、顎からカクカクと音が鳴ったり、顎の関節や筋肉が痛くなったりだるくなったり、口の開閉がしずらくなることです。噛み合わせが悪いとブラッシングにも影響が出ます。磨き残しが増えるので虫歯のリスクが高まります。バランスの悪い力が歯にかかることで歯周病が悪化することもあります。
顔の形を変えることもあります
噛み合わせが悪いと咬合力のバランスも悪くなり、顔の筋肉にも影響を与えて形が変わってしまうことがあります。顔だけでなく体の重心のズレにもつながり、慢性的な頭痛や肩こり、腰痛に悩まされることもあります。冨田歯科クリニックでは、噛み合わせがどうなっているのか分かりやすくするために噛み合わせの状態を可視化する検査を行っています。検査内容は「咬合力チェック」「顎の動作チェック」「噛み位置チェック」です。
顎関節症の原因となる
噛み合わせが悪いと顎関節に過度な負担がかかってしまい、「顎関節症」の原因となる場合があります。顎関節症になると「顎の関節や筋肉が痛む」「大きく口が開けられない」「顎を動かすとカクカクと音が鳴る」などのほか、顎がだるくなったり、口が閉じられなくなったりすることがあります。
歯茎の特定の部位が腫れる
噛み合わせの悪さによって歯に過度な負担がかかり、歯が揺れてしまって歯茎の特定の部位が腫れてしまうことがあります。
当院の噛み合わせ検査
咬合力チェック
デンタルプレスケールという紙を噛んでいただき、「オークルーザ709」という機器で検査します。検査時間は5分ほどです。定期的にチェックすれば時系列にデータが集まり、理想的な噛み合わせの治療計画をご提案できます。
顎の動作チェック
通常の噛み位置は歯1本につき1点です。噛み合わせが悪いと他の部位に負担がかかっている場合があります。きちんと1点で噛めているか「DIGMA」という機器で、顎の動きを3次元的に確認します。検査時間は15分ほどですが、歯型を採取するので3回ほど通院が必要になります。
噛み位置チェック
噛み位置がズレていると歯が欠けてしまったり、顎関節症の原因になります。
口を開閉したときに各歯が同じポジションに戻るか「CBT」という機器で検査します。